2011-11-20

“郁達夫杯”蘇州地区第二回日本語中国語スピーチ大会開催！



11月20日、中国人民大学国際学院（蘇州研究院）の修遠楼大講堂にて、「郁達夫杯」蘇州地区第二回日本語中国語スピーチ大会が開催された。今回の大会は中国人民大学国際学院（蘇州研究院）と江蘇卓越国際交流教育基金会が共催し、蘇州高新区良図語言文化センターが実施したもので、在上海日本国総領事館の後援及びカシオ、富士フィルム、コクヨ、青山緊固件、王子ネピア、ヤクルト、上海尚伯、蘇州無錫漫歩広告、蘇州中大通等の企業協賛を得、又当日は蘇州テレビ局、蘇州日報、姑蘇晩報、江南時報等メディア各社も出席した。
　今回の大会の形式は対話スピーチと自由スピーチの二種類に分かれ、予選を通過した日中両国の30数名の優秀な選手が、それぞれ習得した日本語と中国語を駆使して、表現力豊かにスピーチを繰り広げた。また、今年は昨年のプログラムに加えて、蘇州の五大学による語劇コンクールも行われた。
　大会参加者たちのスピーチの内容は幅広い分野にわたり、日中両国の歴史、伝統文化、人々の考え方の違いなどについて、自分たちの見解を披露した。彼らのスピーチには、それぞれ学んでいる言葉に対する深い造詣が感じられると同時に、日中両国の様々な社会問題に対する関心とナイーブさが現れていた。
　3時間に及んだ大会本選の結果、特別賞は建部良平さんと朱倩文さん、三等賞は高清宇さん、時奕萍さん、筒井英司郎さん、高華斉さん、二等賞は卓玮さん、沙晶晶さん、渥美伊織さん、王陸佳さん、一等賞は周婧媛さん、朱蘇英さん、木村聖芽さん、王杏元さんがそれぞれ受賞した。また大学対抗戦では蘇州大学が優秀賞に選ばれた。
　大会終了後、蘇州高新区良図語言文化センターの郁偉理事長（祖父は有名な中国人文学家の郁達夫氏）が閉幕の挨拶をし、今回の大会が蘇州在住の外国人と中国人に語学力向上のための交流と発表の場となり、互いの友情を強めることに寄与するものであることを願っていると延べ、大会の成功を締めくくった。