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内部統制

内部統制構築

財務・購買・営業・総務など各部門間の牽制機能が効く組織作りと制度作り。

内部業務監査

社内規定作成、財務帳簿の分析、業務フロー及びプロセスのチェックによる、包括的で踏み込んだ内部監査の実行及び報告書の作成。

内部統制の必要性

最近中国では内部不正がらみの裁判が急増中。特に中国にある外資企業の従業員による不正事件も例外なく増加しています。しかも不正を働く者は若く、学歴も高く将来を有望視されている人が多いという驚くべき事実があります。
当社は北京、上海、天津3地域125社を対象にしてリベート(バックマージン)の実体調査を行い、調査の結果は全体52%の企業の担当者にリベート(バックマージン)支払いの仕組みがあることが判明しました。(結果は下記の通り)



リベート(バックマージン)を無くす対応策を講じることは、最終的にコスト削減に繋がります。
事例:A社は当社の内部不正防止のコンサルを受けた後、対応策を講じることにより月間数万元のコスト削減を実現いたしました。

内部統制構築の仕組み

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新たな不正監査手法

中国の現地法人監査効率と効果を向上するため、大手自動車部品メーカの日本の監査部と連携し、共同監査を実施することになった。

内部統制好事例

事例:

A社: 当社の内部監査実施と指導後、同社は対応策を講じることにより月間数万元のコスト削減が実現しました。
B社: 当社が内部監査を実施する前に、内部監査対策として自社で事前準備をした際に、財務部課長のインターバンキングを利用した不正送金行為が発覚しました。
C社: 当社の内部監査により、リース車の利用料金に多額の水増し請求があったことが発覚、リース会社と交渉の結果、水増し分が返金されました。
D社: 日本人の社長は経理マネージャーに裏金作りを指示したところ、経理マネージャーは会社の裏金だけではなく、同じスキームで自分の裏金も作っていた。当社の内部監査実施後、経理のマネージャーは金庫の鍵を持ったまま出社しなくなり、会社の不正行為を告発すると脅し、会社に多額の退職金を要求した。最終的には示談が成立し、要求額の半分の退職金を支払うことで決着しました。
E社: 当社の内部監査において、本来還付を受けられる税金(月額約70万元)を還付受けずに、放置していたことを指摘するとともに、改善提案をしたことにより、多額のタックスロス発生が回避されました。
F社: 当社の内部監査により、経理担当者の会社の現金を自分のマンション購入の頭金に流用していたことが発覚しました。
G社: 当社の内部監査により、経理担当者が社員食堂用の食材購入資金を流用したことが発覚しました。
H社: 当社の内部監査により、経理担当者が会社のお金を横領したにも関わらず、総経理への財務報告ではまだお金があるように虚偽の報告していたことが発覚しました。
I社: 当社の内部監査により、会社の通信料の払戻金の一部が、経理担当者の個人口座に入金されていたことが発覚しました。
J社: 当社の内部監査により、外部で使用された自動車のガソリン代が運転手により水増し請求されていたことが発覚しました。
K社: ずさんな管理体制により毎月100万元以上原材料ロスの不正現象を是正しました。

内部通報外部受付デスク

内部通報外部受付デスク設置サービスのご案内

『内部通報制度』とは、企業において、法令違反や不正行為などのコンプライアンス違反の発生、または内部管理上の不備のある状況を知った者、及び会社に対して不平不満のある者が、そのような状況に適切に対応できる窓口に直接通報することができる仕組みのことである。内部通報制度の整備は、社員満足度を向上させ、コンプライアンス違反の抑止などに効果があり、結果として企業価値を向上させます。また、社内不正の発覚は3割内部通報によるもので、内部通報制度は社内不正の傷口が広がらないための早期発見に役立ちます。LTの内部通報外部受付デスクサービスは、内部通報を攻めの姿勢で本格的に取り組みたい企業様へお勧めするシステムです。


外部受付デスク設置の場合のメリット


サービスの内訳



内部通報制度における外部受付デスクサービスの実績

内部統制監査業務実績

内部統制監査業務実績は
自動車部品、電子デバイス、産業機械、ケミカル、農機、紡績、食品、貿易、流通、各種統括会社他、100社以上です。製造業の生産、購買、人事はもちろん、設備、技術に至るまであらゆる領域で監査を実施します。現場・現物、内部情報及び公表情報に独自の情報ルートを加えた徹底調査により社内外のリスク情報を抽出します。